新緑の屋久島を満喫!春の屋久島6つの魅力
4月上旬、太鼓岩から望む山桜が絶景です!
3月中旬から4月上旬になると蛍光緑や赤色の新芽が芽吹き、
一年で最も美しい屋久島の自然を満喫できます。
1 新しい命が芽吹く新緑が絶景
屋久島の1年で最も魅力的な風景が、
この新しい命が芽吹く新緑の春です。
屋久島は常緑樹の森なので、
紅葉がそれほど見れるわけではないのですが、
春になると蛍光緑や赤色の新芽と山桜が絶景で、
まるで桃源郷のようになります。
ヤクシマオナガカエデ 屋久島固有の落葉高木。
黄緑にだらーんと垂れてる花が尾っぽみたいに長いので、オナガカエデといいます。
この、ヤクシマオナガカエデの蛍光緑がよく目立ちますね。
ヤマモモの新芽。
多種多様な常緑樹の森を照葉樹林といいますが、
悲しいことに現在日本列島にはほとんど存在していません。(宮崎県に若干ある)
太古の昔から伝わる照葉樹林の新緑はマテバシイやタブノキなどのいろんな色の新芽が芽吹き鮮やかです。
2 太鼓岩から望む、山桜が絶景
赤い新芽が芽吹き、白ピンクの花が咲く山桜。
太鼓岩から望むこの山桜と新緑の絶景は、
まるで桃源郷のような世界です。
4月5日ぐらいから約1週間が見頃を迎えます。
3 一年で最もいろんな種類の花が咲く時期
サクラツツジ つつじ科
屋久島では川桜と呼ばれています。
沖縄から北海道までの植物がこの急峻な山に生息している屋久島。
屋久島に生息している樹木の種類がなんと約312種類。
この春の時期が一年で最もいろんな種類の花が咲き始めます。
エゴノキ えごのき科
3月下旬ぐらいから道沿いによく咲いています。
花の香りがジャスミンぽい香りがして、エゴノキの下を通るとすぐにわかります。
4 一年で最も鳥がよく鳴いている時期
ミソサザイ
3月になると白谷雲水峡や淀川などの沢沿いでよく鳴いています。
普段は薄暗い森の中で暮らしていてなかなか見つけることができません。
すずめより小さく、日本の野鳥の中では一番小さい種類の鳥になります。
体は小さいですが、鳴き声は一番目立っています。
まさに渓流の歌姫ですね。
ヤマガラ
すごく人なつこい鳥で、近くまで寄ってきます。(屋久島だけかな?)
苔の巣を作って子育てしています。(多分屋久島だけでしょう)
ミソサザイのさえず
ヤマガラのさえずり
5 ヤクザル、ヤクシカの子供に会える。
春から夏にかけていろんな植物の新芽が芽吹き、花が咲き、実をつけていきますので、
餌が豊富にあるため、この時期が出産の時期なんです。
小猿がいる家族は、特に母親は警戒しますのであまり近づかないように注意してください。
ボスザルが威嚇してきます。
ヤクシカの赤ちゃん。
生まれてから数十分で立ち上がり、お母さんのおっぱいを飲みます。
1週間ぐらい経つと、お母さんの後ろについて行動し始めます。
かわいいですね~
6 気温がちょうどいい!
この写真は3月中旬頃に撮った太鼓岩からの写真です。
人里では気温が20度から25度ぐらいになります。
太鼓岩は標高約1000mですので、だいたい14度~18度ぐらいの気温です。
トレッキングをしているとちょっと汗ばむぐらいでちょうどいい気温ですね。
3月~4月の新緑の屋久島を満喫できる
「白谷雲水峡・太鼓岩トレッキングツアー」がおすすめです。
はじめて屋久島ツアー・旅行を考えている方はこちの記事を参考にしてください。
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