屋久島ツアー・季節ごとに楽しむ7つの絶景スポット

屋久島は南洋の海に浮かぶ山岳島で、亜熱帯の植生から冷温帯までの植生が垂直分布している島です。
海岸線沿いの気温と山頂部ではおよそ14度の温度差があり、冬になると屋久島の山頂部では雪が2m以上積もることがあります。
しかし、海岸線沿いではハイビスカスが一年中咲いている亜熱帯気候になり、冬に屋久島を訪れると、「ハイビスカスを見ながら雪山」という景色が見られます。
標高を上げながら変化していく森が屋久島の最大の特徴で、標高帯によってベストシーズンは異なります。
現地プロガイドがおすすめする
「屋久島ツアー・季節ごとに楽しむ7つの絶景スポット」を紹介いたします。
絶景スポット1 太鼓岩からの新緑と山桜

標高1030mにある太鼓岩からの新緑と山桜の景観がまさに絶景スポットです!
3月下旬から4月上旬がベストシーズンになります。
苔の森、白谷雲水峡トレッキングツアーに参加するのがおすすめです。
照葉樹林が広がる常緑樹の新芽が芽吹き、いろんな花が咲く時期で色彩がとてもきれいです。

サクラツツジ 3月下旬から4月上旬 白谷雲水峡に行く車道にたくさん咲いています。
屋久島の一年で最も花が咲く時期が春です。
植物や花に興味がある方はぜひ春がおすすめです。

絶景スポット1 「太鼓岩からの新緑と山桜」を満喫したい方は白谷雲水峡トレッキングツアーになります。
絶景スポット2 ヤクシマシャクナゲの桃源郷

屋久島の固有植物であるヤクシマシャクナゲを満喫するには、
「黒味岳ゆったりキャンプツアー」がおすすめです。
屋久島の標高1400m付近から咲き始め、標高1600mを超えてくると山一面にヤクシマシャクナゲの花が咲き、まさに桃源郷のような世界になります。

5月中旬から咲き始め、6月上旬までが見頃です。
ただ最近は地球温暖化の影響もあり、花が咲く時期が早くなっていますので、5月中旬ぐらいがベストシーズンかと思います。
ヤクシマシャクナゲについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。

絶景スポット2 「ヤクシマシャクナゲの桃源郷」を満喫したい方は
黒味岳ゆったりキャンプツアーがおすすめです。
絶景スポット3 夏限定!エメラルドグリーンの秘境の沢遊び

水の島、屋久島を思いっきり体感できるツアーが、「夏限定!エメラルドグリーンの沢遊び」。とにかく水の透明度がすごいです!!

このエメラルドグリーンの沢でひと泳ぎすると、脳がスキッとして「気持ちい」「気分爽快」
といった脳内幸福物質である、Bエンドルフィンがたくさん脳から分泌され、どんどん脳を活性化させてくれます。
物質欲が満たされても決して味わうことができない、人間が本能的に求めている「本当の幸せ」を体感してみてください。
絶景スポット3 「エメラルドグリーンの秘境の沢遊び」の体験してみたい方はこちら
絶景スポット4 洋上アルプスのパノラマと高山植物の世界

屋久島の最高峰、宮之浦岳(標高1936m)登山のベストシーズンは、7月中旬から8月下旬です。屋久島の独特な自然を満喫するには、宮之浦岳ピストンキャンプツアーがおすすめです。

ヤクシマリンドウ(屋久島固有種・絶滅危惧種)
夏のシーズンは屋久島の高山植物がたくさん咲く時期です。
屋久島の成り立ち、歴史、植生など屋久島ガイドの説明を理解しながら歩くと、屋久島の見方が深まり、より一層、屋久島の自然を満喫することができます。
屋久島の高山植物について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

絶景スポット4 「洋上アルプスのパノラマと高山植物の世界」を堪能したい方は
宮之浦岳ピストンキャンプツアーがおすすめです。
絶景スポット5 朝日を浴びた神々しい縄文杉

縄文杉ひとりじめキャンプツアーでは高塚小屋で1泊して、翌朝、朝日を浴びた縄文杉を堪能できるツアーです。
ベストシーズンは4月上旬から5月下旬、7月中旬から10月下旬ぐらいです。

日帰り縄文杉ツアーでは往復22キロ、所要時間10時間を歩くとてもハードで慌ただしいトレッキングコースになりますので、屋久島パーソナルエコツアーでは「縄文杉ひとりじめキャンプツアー」をおすすめしています。
縄文杉トレッキングコースのポイントを詳しく説明している記事です、
縄文杉へ行きたいと思っている方はこちらの記事を参考にしてください。

絶景スポット5 「朝日を浴びた神々しい縄文杉」に会いたい方は、
縄文杉ひとりじめキャンプツアーになります。
絶景スポット6 鏡のような淀川に映る紅葉

屋久島は常緑樹と針葉樹の森なので、森全体が燃えるような紅葉にはならないのですが、
淀川の辺りにナナカマド、コハウチワカエデ、ヒメシャラなどが紅葉し、鏡のような淀川に反射する景色が絶景です。

コハウチワカエデ。
お弁当を持って、ゆっくり森林浴をするのがおすすめです。
淀川に映る紅葉のベストシーズンは11月上旬になります。

絶景ポイント6 「鏡のような淀川に映る紅葉」を満喫したい方は、
淀川の森トレッキングツアーになります。
絶景スポット7 南洋の海に浮かぶ雪山の永田岳

冬になると、屋久島の山間部でも雪が積もります。
標高1800m付近では2m以上の雪が積もることがあります。
人里では冬の時期でもハイビスカスが咲いていて、「ハイビスカスを見ながら雪山」というのが屋久島の自然の最大の魅力でもあります。

亜熱帯植物から冷温帯までの植生が標高を上げながら変化していく森。
南洋の海に浮かぶ「洋上アルプス」を体感できるベストシーズンは1月中旬から2月上旬になります。
冬の屋久島観光を楽しむための6つポイントを紹介していますので、冬の静かな屋久島を満喫したい方はぜひ参考にしてください。

絶景スポット7 「南洋の海に浮かぶ雪山の永田岳」を満喫したい方は、
照葉樹林・島周遊エコツアーがおすすめです。

屋久島は季節によって絶景スポットがいろいろあるんだね!

そうだな!
季節ごとに異なる屋久島の絶景スポットを参考にして屋久島ツアープランを考えるといいよ!
現地プロガイドがおすすめする、
「屋久島ツアー・旅行の3つのプラン」を参考にして、屋久島の大自然を満喫してください!
