白谷雲水峡:迂回路 最新レポート2024
白谷雲水峡の迂回路情報を皆様にお届けしようと、事務方の私(青木亜紀子)も実際の現場を確認しにいきました。
写真付きで詳しく解説していきますね。(個人の感想含む)
ここは、車道で白谷雲水峡へ向かう県道です。(白谷雲水峡宮之浦線)
ここが今回一番の崩落地でした。片側通行なのでレンタカーは注意して運転してくださいね。
バスも通ります。
↓この地図は、レク森(屋久島レクリエーションの森保護管理協議会)がシェアした地図に加筆、補足したものです。↓
赤い❌印は、当店の「原生林コース」を含みますので、残念ながら、現状Aコース(原生林・苔むす森)は原生林は回れず、迂回路を通り、「苔むす森」のみに行くことになります。
ここは白谷雲水峡ルートスタートすぐの「いこいの大岩」②と③の間にあります。
岩には、登りやすいように「削り」が入れてあります。登り上がったら、周りの眺めがよく一息つけるので「いこい」なのでしょうね。
③現在地 この写真の左手が迂回路へ向かう「ひりゅう橋」です。
取材中(これは、ひりゅう橋を渡って、別の橋:地図Cの下流にかかる橋です)
取材中・・
橋の手すりを薙ぎ倒してます。。(地図Cの下流にかかる橋)
ここが迂回路の登り口です。地図Aポイント
地図上では短い感じですが、急坂を約20分登ります。(´д` 😉
帰りの下り、気をつけてくださいね。
苔が深く、ツガの巨木もあり、見どころも多いです。
登りあがったところ。
まだAポイントかぁ・・(心の声)
雨が降ると道はこんな風にぬかるむ箇所も多く、防水仕様のトレッキングシューズは必須ですね。
ここから地図のBポイントスタート。
地図ポイント12まで、約40分かかりました。
なぜかというと、、
こういう足場の不安定な細い道(片側は崖)を歩き、しかも往復ルートなので、降りてくる人、登ってくる人とのすれ違いにも時間がかかるためです。
登り優先を守りましょう!
写真ではうまく伝えづらいですが、右側は「崖」です。
写真では、「スン」と登っているような感じに写ってますが、迂回路だけで、かなり大汗かいてます笑
ここは迂回路、渡渉ポイント。(地図C)
水分補給も大事!
渡りやすく岩を並べてくれています。(ありがとうございます、整備してくれた方々!)
ここは雨が降ると一気に増水しますので、無理に渡ってしまうと、引き返せなくなります。
(大変危険です)
引き返すタイミング、判断は、ベテランガイドさんに任せましょう。
今までは、苔むす森までは「ソフトコース」とご案内してきましたが、私の感想では、
「かなり」歩きますので、それなりの体力づくりはされてきてくださいね。
この先超えて、ようやく12のポイントです。
ここからさらに、楠川歩道を歩いて(12~11)「苔むす森」を過ぎ、「太鼓岩」を目指します。
このルートは、不安定な石や、滑りやすい木の根っこが多いので、特にくだりは、バランス感覚が大切です。
片足立ちのトレーニング(両手を広げて30〜60秒立つ)をお勧めします。
ちなみに、太鼓岩は「苔むす森」からさらに1時間のぼり(結構きつい)が続きます。地図の〜(矢印 コメント約1時間)の部分を侮ってはいけません!!😅
今回は、迂回路レポートということで地図12のところで引き返してきました。
ちなみに、さつき吊り橋の向こう岸は、(地図D)
このような凄まじい土砂崩れです。(ひりゅう橋③から上へ行くと繋がる箇所 地図⑥)
余談(個人の感想)ですが、実際に見て圧倒的な自然の力を畏れ、この地球で奇跡的に生かされていることに「感謝」して日々を大切に、生きようと改めて思いました。
屋久島で生活している私でさえも、屋久島の森に身を置くことで心が満たされます。
屋久島の森には、人を素直にさせる何かがあるような気がします。
以上最新の白谷雲水峡迂回路レポートでした。
皆様、装備&体力づくりはしっかりとされてエコツアーにご参加くださいね。
レポート作成(文責) 青木亜紀子
屋久島旅行を検討されている方はまず最初にこちらの「屋久島ツアー完全ガイド」
を参考にしてください。